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2018-08-16

『理事長のひとりごと vol.14』~「出雲大社へ参拝しました」

7月28日(土)29日(日)の二日間、私が赤米や黒米をお供えしている出雲大社社支部のメンバー28名で出雲大社(正式名:いずもおおやしろ)へ参拝してきました。

丁度、台風12号が異例の東から西へのコースを通るということで、雨風が相当強いと覚悟していったのですが、お陰様で参拝の日は快晴。翌日、玉造温泉を出発するときに少し小雨が降った程度でした。

出雲大社の夏の大祭は8月に行われるのですが、あまりにも大勢の方々が参拝されますので、毎年大祭の前に参拝しています。

神楽殿の大広間で、我々の団体だけが貸し切り状態でご祈祷を受け【おくにがえり】をさせていただきました。

次に、神官の案内で、一般の方は通常入ることが出来ない荒垣内の八足門から入り、ご本殿のすぐ近くの楼門からお参りさせて頂いたあと、宝物殿である神祜殿(しんこでん)で古代神殿の埋没していた「心御柱(しんのみはしら)」の一部を見ることができました。これは、2000年~2001年にかけて出雲大社境内から発掘された13世紀前半頃の巨大な柱で、直径1.35mの杉の大木を3本に束ねて1本にした構造は、高さが48mあったとされる古代の高層神殿の存在を裏付ける発見となったようです。(写真撮影は禁止でした)

その後、島根県立古代出雲歴史博物館を見学させていただきましたが、出雲大社境内から発掘された巨大な柱のひとつである棟をささえる柱、すなわち棟持柱(むなもちばしら)で、古くから宇豆柱(うずばしら)と呼ばれてきたものを見ることができました。

ほかにも、荒神谷遺跡より出土した国宝を含む銅剣や銅矛、銅鐸等や、加茂岩倉遺跡より出土した国宝の銅鐸などが展示されており、歴史の好きな方にはたまらない発見ができるのではないでしょうか。

このように、今回の出雲大社参拝旅行は、歴史のロマンにあふれた思い出に残る参拝となりました。

皆さんも、機会があれば出雲大社の神祜殿と島根県立古代出雲歴史博物館を訪ねられてはいかがでしょう。

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