『理事長のひとりごと vol.23』~皇室ゆかりの京都を訪ねて
昨年から参加させて頂いている小野加東プロバスクラブ(注1)では、春と秋の2回日帰り旅行に行っています。
4月9日、京都迎賓館と京都御所、そして下鴨神社へ行ってきました。これはもちろん、改元前に皇室ゆかりの地を訪ねるためでもありましたが、天気は快晴、まさに桜花爛漫の頃の訪問となりました。
始めに京都迎賓館の訪問です。
地階にある受付所で空港の搭乗口と同じように手荷物検査とボディーチェックを受けましたが、本当に厳しいチェックでした。この京都迎賓館は、平成17年に開館されたもので、「海外からの賓客をもてなすため、日本建築の永い伝統の粋と美しさを現在の建築技術と融合させる『現在和風』の創造を目指して設計された」とありましたが、どの部屋も本当に素晴らしい造りで、あちこちに人間国宝の方々の調度品が置いてあります。大勢の警護員が監視されていましたが「なるほど」と納得しました。
次に、隣にある京都御所ですが、あいにく今日は休館日。年中無休とあるのに今日だけが休みとか・・。その周辺を観光ガイドの方に案内してもらったのですが、御所の中へ入っていると、とても時間が足りなかったと思います。
昼食の時、店の方がいつもの年なら桜はもう散っていると話されていました。
その後、今の天皇陛下や皇太子も行幸啓(ぎょうこうけい:注2)されている賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ:通称、下鴨神社)を参拝し、来たる『令和』の御代が良い時代であるようにお祈りして帰ってきました。
(注1)プロバスクラブ・・世界各地のロータリークラブが、その社会奉仕事業の一環として退職者およびセミ退職者のために創った親睦団体で、私のようにロータリークラブ経験者でない方も多く参加されています。
(注2)行幸啓(ぎょうこうけい) ・・行幸(天皇の外出)と行啓(皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃の外出)のことで、天皇・皇后がご一緒に外出されること。