2020-11-06
10/30「加東市障害者相談支援センターつむぎ講演会」ありがとうございました
加東市 障害を理解し共に暮らす地域づくり事業 講演会
聞こえを学ぶ講演会 コミュニケーションの障害について考える (加東市社福祉センターにて)
10月30日(金)言語聴覚士・手話通訳士 上田月美先生を講師に、「聞こえ」について学ぶ講演会を行いました。 聞こえの仕組みや、聞こえない人とのコミュニケーションについて、当事者のお話も交えながらわかりやすく講義していただきました。難聴の種類やオージオグラム(ことばや音の地図)で人が聞くことができるいろいろな音を理解し、日常会話の音域が「聞こえ」の目指すべき音域であること、また聞こえない人が暮らしの中で困る音は個人によっても違うことがわかりました。
「補聴器や人工内耳をしていても困ること」「コロナ禍で起きている問題」「聞こえないことから起きる二次的問題」についてもおしえていただき、聞こえないことを理解し、補聴器や人工内耳をしていても聞こえる人にはわかりにくい、日常の『段差』を埋める力になりたいと思いました。
参加された皆さんからは「聞こえない人でも聞こえなくなった時期や育った環境によって必要な情報提供の方法が違ってくることがとてもよく分かりました。また、補聴器からハウリングが聞こえたときはおしえてあげた方がいいんだということも分かりました。」「難聴者の方だけではなく、盲ろう者の方もおられたり、コミュニケーションの方法も手話だけでなく様々なやり方でとれるということを知って、知らないがために身構えていましたが、身構えずに軽く楽しくコミュニケーションをとれるようにできたらいいなと思いました。講演会に参加できて良かったです。」などの感想をいただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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