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2018-09-19

『理事長のひとりごと vol.16』~「こども相撲」

わたしの地区には、八幡講というお講があって、地区内にある神社仏閣の祭祀を一年間執りおこなう精進当という役割の人を決める行事があります。
9月の第三日曜日、(今年は16日でした)古家八幡神社へお参りしたあと、まだ精進当があたっていない人でくじを引き7名を決めます。現在39軒が参加していますが、一巡したら最初から全員がくじに参加しますので、約6年に一度廻ってくることになります。
この精進当は、地区内にある6つの神社を決められた日にお祀りをしますが、『理事長のひとりごと vol.8』で紹介した古家八幡神社の厄神さんが一番大がかりな祭祀になります。
精進当が決まったあとは、公民館に全員が集まり新旧の精進当の交代式と直会(なおらい)を行います。
またこの八幡講の前日には、古家八幡神社へ 奉納する「こども相撲」があります。

昔は女性が土俵にあがることはできなかったのですが、今は女性も参加することができます。これは、子どもの数が少なくなったこともありますが、男女平等の考え方によるものです。その点、日本相撲協会の大相撲よりすすんでいると言えますね。今年、「こども相撲」に参加者してくれたのは男女16名でしたが、3回ずつ相撲を取って懸賞金(わずかですが)をもらって嬉しそうでした。
年々子どもの数が減り寂しくなってきていますが、昔から続いている伝統や文化をこれからも続けていきたいと思います。

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