『理事長のひとりごとvol.48』~「今年もありがとうございました」
今年は新型コロナウイルスで始まり、一年中感染予防対策に頭を悩ます結果となってしまいました 。
一向に沈静化する気配もなく、12月に入りかえって連日のように感染者数が最多を更新している状態になっています。近隣の福祉施設でも感染者が出ており法人として気をもんでいるところですが、基本の感染対策であるマスクの着用、手指や施設の消毒の徹底、換気をこまめに行うなど受け入れ体勢を整え、利用者さんの健康状態に注意を払いながら限られた環境のなかでどうすれば「ごく当たり前に暮らせるか」を工夫しながら支援活動を続けていきたいと思っています。
早いもので年末になってしまいました。先日地区の精進当(注1)のメンバーと地区内にある神社仏閣の正月飾りにつけるシダや榊、シキビ、松の若木を取りに山へ入りました。
メンバーの中には若い人が多く、榊とシキビの区別もつかない人もいるため、それらが生えている場所へ行き、見分け方を覚えてもらいました。これも地区の伝統行事を伝承する一つだと思っています。
さて、今年一年「理事長のひとりごと」をご覧頂きありがとうございました。
法人のホームページやフェイスブックは、障害のある人も、そうでない人も一緒に楽しく暮らせる社会を作りたいという思いから、誰でも気軽にご覧いただけるような構成にしています。特に私のコーナは障害者福祉以外のこと、例えば地区の伝統行事のことや農業のこと、自然環境のことなど、皆さんに知って頂きたいことなどをつぶやいています。
来年も、私が見たり感じたことをつぶやいてみたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
(注1)精進当 ・・ 私の地区内にある神社仏閣の祭祀を一年間執りおこなう役割の人のことで、9月の第三日曜日に古家八幡神社へお参りして、まだ精進当があたっていない人でくじを引き7名を決めます。現在39軒が参加していますから約6年に一度廻ってくることになります。