2/24障害者の権利擁護を学ぶ講演会～成年後見制度について～ご参加ありがとうございました

令和４年度 障害を理解し共に暮らす地域づくり事業講演会

障害者の権利擁護を学ぶ講演会～成年後見制度について～（加東市社福祉センターにて）

２月２４日（金）髙島法律事務所 髙島章光弁護士を講師に、今年度２回目の障害者の権利擁護を学ぶ講演会を行いました。

成年後見制度の内容や類似の制度、利用方法から利用のデメリットとデメリットまで役立つ知識をわかりやすくご講義いただきました。

大切な視点として、法律的な各種制度は目的ではなく手段であることを理解すること。支援を必要とするご本人が求めていること（目的）は何かをしっかり捉えて、適切な制度（手段）を用いて解決していくことが大事なのだとわかりました。

また、ご本人やご家族の気持ちに一番寄り添ってくれる人は誰か、信頼に足る人を見極めることも肝要であると学びました。

参加者の皆さんからは「普段弁護士の方のお話を聞く機会がないので、貴重でした。法に基づいて色々なことが進んでいくと思うのですが、それを知らないことで権利を行使できないことはあってほしくないと思いました。」

「福祉施設（成人）で働く職員として、施設を利用している方達の親亡き後も考えながら支援していかなければいけないため、今回の制度については知っておく必要があると感じました。できれば、保護者の方達と一緒に講演を聞き、将来について考えていける機会がもてれば良いのではと思いました。成年後見制度は、一つの手段。『ご本人さんの課題は何かを正確に把握すること』をポイントにして制度の選択をしていくことを学べました。今後に生かしていきたいと思います。大変学ぶことが多い講演会でした。企画していいただき、ありがとうございました。」

などの感想をいただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。