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でんでん虫の会

昭和五十九年に、知的障害児の親や仲間が集まり「でんでん虫の会」が発足しました。その頃この地域には、障害者関係の施設や事業所は何もありませんでした。手探りでの出発でした。まず楽しいことから始めようと、自分たちのメッセージを歌にして、地域の文化祭などで歌っていました。その中に『芽生え』という歌があります。

『 芽生え 』


ひとつぶの小さな種が芽を出し


やがて大きな木となる


その木には小鳥がさえずっている


その木の下には いつも子どもが遊んでる


その木の下では 疲れた人が休んでいる


その木を見ると みんなが幸せになるという


そんな木のような でんでん虫の家を作りたい

あれから三十余年。地域の皆様に支えられて、でんでん虫の会はこの地に根を下ろし、大きな木に成長してきています。これからも、知的障害とよばれる人たちが持っている人間本来の輝きが、すべての人の幸せに繋がるよう、地域の中の拠点として精進し続けたいと思います。

でんでん虫の会パーパス(存在意義)


『 自分らしく その人らしく 』


私たちはそれぞれの生き方や価値観を認め合い、かけがえのない素晴らしい個性を大切にします。みんなが自分らしさを大切にしながら関わり過ごすことで、自分以外のすべての人のその人らしさも大切にし、共に生きていきます。

でんでん虫の会は、地域の中で「みんなの幸せをみんなで考えていける場所」であり続け、つながりを生み出し、すべての人が幸せを感じる社会を一緒につくっていきたいと思います。地域に根ざし皆さんと共に歩んでまいりますので、今後ともご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

◆ 法人理念


『社会の営みの中で、障害のある人が、ごく当たり前にいきいき暮らせる社会づくり』


◆ 法人基本方針


・利用者からの学びを第一として、自己の変革を目指します。


・常により良い支援を目指すため、専門性の向上に努めます。


・利用者の人権と主体性を重んじ、自己決定できる環境を作ります。


・意欲を持って向上し合える職場環境を作ります。


・地域との交流を深め、地域社会に貢献できる法人を目指します。


・法令遵守を基に透明性のある施設運営を行い、適正な情報を開示します。

◆ でんでん虫の会 沿革

昭和58年
障害児とその家族と地域の仲間が集まって、でんでん虫の会を結成。会員の親睦を深めると共に、地域へ向けてのアピールを開始。
平成 3年
旧吉井診療所を行政より借り受け小規模作業所「でんでん虫の家」開設。
平成 7年
クッキー作業棟を建設。
平成10年
老朽化した「でんでん虫の家」の改築工事。
平成11年
町内の寺院のプレハブを借りて、障害者自立生活訓練ホーム事業開始。
平成13年
障害者自立生活訓練ホーム「マイマイHOUSE」建設。
平成16年
社会福祉法人格を取得。
平成19年
障害者自立支援法成立に伴い、「でんでん虫の家」が小規模作業所から就労継続B型事業所に移行。
平成20年
JAみのり旧吉井支所を無償で借り受けパン工房に改修。
平成21年5月
「ケアホームあんも」建設。
平成21年6月
「パン工房caracol」 開店。
平成21年9月
「ケアホームあんも」(共同生活介護・共同生活援助)事業開始。
平成23年11月
旧けあ東条の建物を加東市より借りて、生活介護事業所「あっと」事業開始。
平成24年4月
マイマイHOUSEを障害者自立生活訓練事業から、指定障害福祉サービス共同生活介護・共同生活援助事業に移行し、ケアホームあんもの女子棟とする。
平成26年4月
障害者総合支援法により共同生活介護が共同生活援助に一元化され、「ケアホームあんも」は共同生活援助(グループホーム)となる。
平成26年10月
指定特定相談支援事業「相談支援事業所もあい」事業開始。
平成26年11月
指定障害児相談支援事業「相談支援事業所もあい」事業開始。
平成29年4月
加東市より委託を受け、指定特定相談支援事業・指定障害児相談支援事業「加東市障害者相談支援センターつむぎ」を加東市役所1階に開設。

◆ 社会福祉法人でんでん虫の会

法人定款

◆ 現況報告書

現況報告書(令和5年4月1日現在)

役員名簿

役員及び評議員の報酬に関する規定

◆ 財務諸表

資金収支計算書

事業活動計算書

賃借対照表

注記