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2018-01-15

『理事長のひとりごと vol.6』~「とんど」です

みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年最初の『ひとりごと』は、「とんど」についてお話します。

「とんど」とは小正月(こしょうがつ)の行事で、私の地域では、1月14日に行います。長い竹を立てかけたやぐらに、正月の飾りや注連縄(しめなわ)などを飾り付け火を放ちます。燃えさかる炎に、竹につけた書き初めを近づけ、燃えながら高く飛んでいくと字が上手になると言われています。

-書き初めを焚き上げる様子。

そして、残り火の一部をもらって帰り神棚の燈明を灯すとともに、細い竹にさした餅(通年は12個、閏年は13個)を焼いて食べると一年中健康に暮らせるとも言われています。

へそ餅は、昔はもち米とうるち米を混ぜた「へそ団子」でしたが、最近ではほとんどの家がもち米100%のへそ餅になっています。

ちなみに、私の家ではこの焼いたへそ餅を「ぜんざい」にして食べることにしています。

しかし、地域の中でも私の隣保のようにまとまって開催するところは少なくなっているようですね。

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