toggle
2018-02-13

『理事長のひとりごと vol.8』~「古家八幡神社の厄神さん」

私のふるさとにある古家八幡神社(ふるけはちまんじんじゃ)では、毎年2月11日の建国記念日に厄除祭(通常厄神さん)を行います。

ご祭神は、誉田別尊(ほむたわけのみこと:応神天皇)で、厄除け、無病息災、交通安全に霊験あらたかな神様と言われており、厄年にあたる方には大喜多宮司による厄除けの特別祈祷を受けることができます。

-祭祀を行う大喜多宮司

従来2月19日に開催しておりましたが、平成25年から今の2月11日の建国記念日に祭祀日を変更いたしました。これは、平日であるとお参りできない方々があるとして、少しでも多くの方々に参拝していただきたいとの思いからです。遠く川西市から毎年お越しになる方がおられるなど、地区外の方も大勢お参りを頂いております。

-斎灯を囲み竹酒を受ける地区の皆さん

この厄神さんには、地区で厄年を迎える人や家内安全を祈願する家が鏡餅をお供えすることになっています。ご祈祷を受けた後、この鏡餅の1つは願主にお返しし、もう1枚は餅まきの時に小餅と一緒にまいていました。でも今年は、前日の雨の影響で足下がぬかるんでいたので餅まきは行わず、お餅を袋に入れて参拝者の方にお持ち帰り頂きました。袋の中にくじを入れておき、当たりの方には、お供えいただいた鏡餅をお渡しすることにしていたのですが、小さなお子さんが大きな鏡餅を嬉しそうに持ち帰る姿が印象的でした。

寒さやインフルエンザの影響でしょうか、今年は地区内の子ども達のお参りがすこし少なかったように感じましたが、これからも先人の方々から預かった地区に伝わる伝統文化を次の子ども達に引き継いでいきたいと思っています。

関連記事